人権のつどい2023 多数のご来場ありがとうございました
会場では、カウンターテナーの米良美一さんのトーク&コンサートが開催され、米良さんの経験や考え方などを、わかりやすくユーモアを交えながらお話しいただきました。また、「もののけ姫」の主題歌や「ヨイトマケの唄」などの歌を力強く、表現豊かに歌っていただき、聞く人に感動を届けていました。
人権週間中のこのイベントで、一人でも多くの方に、人権について考えていただくことができたのではないかと思います。
人権協は、基本的人権が尊重される社会の実現を目指し、明るい町づくりに寄与することを目的とする団体です。
2021/12/4(日)
小室等・坂田明・林英哲 trio session
小室等さん(フォークシンガー)坂田明さん(ジャズサックス奏者)林英哲さん(和太鼓奏者)による、素晴らしいステージでした!詳細は後日アップ致します!
2020/12/5(土)
よしもと芸人による人権トーク&ライブ
第16代R-1グランプリ王者で盲目の漫談家の濱田祐太郎さんやお笑いコンビのおかずクラブ、マテンロウの3組が登壇しました。
一見、「お笑い」と「人権」という正反対のコンテンツのように思われましたが、3組のみなさんは自身の障害や容姿、性別等をネタにした軽快なトークや漫才を披露して、会場を大いに盛り上げていました。盲目の漫談家・濱田祐太郎さんと司会を務めた音楽家・大西泰敬さんとのトークでは、濱田さんの視覚障害に関するさまざまな体験談が紹介されました。その中で、濱田さんがおっしゃった「最弱こそ最強」という言葉は多くの人の心に残ったことと思います。これまでとは一味違った人権のつどいには約250人が参加し、大好評で幕を下ろしました。
2019/12/7(土)
半﨑美子トーク&ライブ
半﨑さんは北海道出身のシンガーソングライターで、全国のショッピングモールをまわって活動されており「ショッピングモールの歌姫」と呼ばれています。
講演会では、半﨑さんがショッピングモールをまわる中で感じたことなどを対話形式で紹介していました。ショッピングモールは、日常の空間に根付いた場所で色々な人と出会うことができる場所。言葉にできない想いや涙にならない悲しみ、苦しみ、葛藤などをサイン会を通して分かち合え、それが自身の学びや気づきにつながると話されました。
また、ライブでは「お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜」や「桜〜卒業できなかったきみへ〜」などが披露され、その静かで透き通った歌声に約400名の参加者は静かに聞き入っていました。
「ライブやサイン会が終わったあと、最後に残る気持ちは感謝の気持ち。世の中が人を隔てず、感謝する気持ちを常に持つ世の中であれば、分かち合ったり共有することができる。年齢も障がいも関係なく生きていける世の中であってほしい。誰かの言葉や優しさがあふれてくるそんな世の中になってほしい。生きている中で苦難や乗り越えなくてはいけない中で、自分を乗り越えたところで最後に残る気持ちは感謝。生きていればいるほど、感謝の根は深く伸びていく」と語った後、最後に「感謝の根」を歌い、惜しみない拍手の中、人権のつどいは大成功に終わりました。
参加者の感想
●「社会のタイミングを気にせず助走を続ける」という歌詞が印象に残ります。ありがとうのあふれる美浜町になったら差別もなくなるような気がします。すばらしいイベントでした。
●数年前から半﨑美子さんのファンで今回とても感動しました。生きていくこと感謝すること、人として再度学ばせていただきました。そして、ホワイエにあった美浜町の人権講座の活動の様子は積極的な活動で素晴らしいと思いました。美浜町は意識が高いと思います。ありがとうございました。
●人権について半﨑美子さんの詩がぴったりだった。CDも買い、妻と車の中でズーッと聞いていた。
●歌で泣けるなんてこの年になるまでありませんでした。すばらしい方を招いて下さってありがとうございました。
●すごい声量、歌唱力に圧倒されました。歌詞の一つ一つが心に浸み、心に刻みこまれました。明日へのエネルギーとなりました。人間いろいろな“欲”はいくつになってもありますが生きていること、今元気に生きられていることに感謝したいと思います。ありがとうございました。
2018/12/8(土)
辻井いつ子講演会&yokkoライブ
2部構成の第1部は、ピアニスト・辻井伸行さんの母である辻井いつ子さんによる講演会でした。辻井伸行さんは全盲でありながら、2000年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を果たし、現在も世界の第一線で活躍されています。講演会では、息子・伸行さんと歩んだ年月を振り返りながら、子どもの才能の見つけ方や伸ばし方について語られました。
辻井さんは、「色々なことを体験する」ということが子どもにとって大切と語られました。伸行さんも、自分がやりたいと思ったスイミングスクールやスキー教室等に通ったとのことです。「人間は生まれた時、可能性をたくさん持っています。前例がないからと言って、やってはいけないのでしょうか。人間の可能性は、まわりがジャッジするものではありません」「才能がなくても、子どもに好きなことがあれば、それを応援してあげてください。それが将来の職業に結びつかなかったとしても、それはその時考えればいいと思います」「子どもに将来の夢を尋ねて、たとえそれが大変な夢だったとしても、『あなただったら大丈夫。応援するわ』と声をかけてあげてください」等と、力強く語りました。
第2部は、シンガーソングライターのyokko(よっこ)さんによるライブを開催しました。yokkoさんはピアノの弾き語りを始めて1年半ほどが経った頃、約2週間まったく声が出なくなった経験をお持ちの方です。幸いにも声は出るようになりましたが、そのときの経験から手話をつけて歌い始め、聴こえる・聴こえないに関係なく、より多くの方がともに楽しめる場所づくりを目指しておられます。歌詞を手話で伝えながら歌ったり、観客に手話をレクチャーし、一緒にパフォーマンスしたりと、会場を盛り上げてくれました。
参加者の感想
●ハンディキャップがあるから何もできない、そう決めていたのが今までの自分でした。可能性は誰にでもある。親としていかにそれを信じて伸ばしてやるかを教えて頂いた講演会でした。
●全盲の息子と二人三脚で歩んだ人生に感動した!!子供にプレッシャーをかけない子育てが参考となった。
●今日のこうえん会は、とてもたのしかったです。どうして今日きたかというと友だちとしゅわをやってみようということできました。二人の友だちはこれませんでしたが、がっこうでおしえてあげようとおもいます。今、なびあすでしゅわのほんもかりています。ありがとうございました。
●素敵な歌に癒されました。ありがとうございました。手話も楽しかったです。
2017/12/9(土)
青島広志の人権おしゃべりコンサート ~音楽から人権を考える~
最初に語られたことは、人権問題を取り上げるときにまず「戦争」ということを考えなくてはいけないということでした。取り上げられた曲は、「幌馬車」と「うみ」でした。戦争は、人間にとって一番大事な命(「生きる」権利の最たるもの)を奪ってしまいます。最大の人権侵害は戦争だということに改めて気づかされました。今の時代を見ていると、何となく戦争の足音が聞こえてくるような気がしてなりません。
そこから、「国籍」「人種」「民族」「男女共生」「風俗」「外見」「知的障がい」「精神障がい」「聴覚障がい」「LGBT」「動物愛護」「宗教」「高齢者」と相当広い分野にわたって、17曲の音楽を通して、おしゃべりコンサートは進んでいきました。
次々と人権問題の観点を変えながら、青島さんの独特の語り口とすばらしいピアノ伴奏、小野さんの優しく澄み切った歌声で、人権というテーマをわかりやすく、身近なものとして、私たちに語りかけて下さいました。今回の人権のつどいも、私たちに、「人権」について考える機会、きっかけを与えてくれました。
参加者の感想
●青島氏はしゃべりのおもしろさと思慮深い考えを持ちすごい人だなと思いました。小野氏はすきっとした声でさすがプロ。ピアノがすみわたる音で素晴らしいです。アヴェマリアなどの音楽の中に人権問題があるのだと発見しました。高齢者の話が良かったです。
●さまざまな人権のテーマをもとに音楽と一緒に多くの事を知る事ができました。音楽の中にもいろいろな話があることを改めて知ることができました。
●青島先生に興味があってきましたが、コンサートの構成が人権をテーマにしてあって面白かったです。講演会というのはよくありますが、こういう形は画期的だなと思いました。
●コンサートの青島さんは言いにくいこともサラッと伝え、聴衆に考えさせることが多かったように思いました。楽しい中にも人権についてなるほどと思うことが多々ありました。ピアノと歌と独特の話、話題も豊富で楽しく聞かせて頂きました。この様な人権のつどいは楽しくて良いと思いました。
団体名 |
---|
美浜町人権尊重啓発協議会 |
代表 |
会長 河合政志 |
所在地 |
〒919-1142福井県三方郡美浜町郷市29-3 生涯学習センターなびあす内 |
設立 |
1996年 |
TEL |
0770-32-1212 |
FAX |
0770-32-1222 |
受付時間 |
9:00〜17:00 |
定休日 |
月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合はその翌日) |
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